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ゴム印の印影や手書きの文字も OK!可愛い名刺ができるまで

名刺を制作した際の、実際に行った作業手順を紹介します。

  • お客さまからの依頼
  • 打合せ
  • ロゴマークのデザイン提案
  • 名刺のデザイン提案
  • 印刷
  • 納品

と進んでいきます。

1)お客さまからの依頼

ある日、Twitter でやり取りしていると「名刺の残りがあとチョットなの(汗」と、名刺の制作依頼をうけました。

リクエストは

  • カワイイ感じで
  • 犬とネコを使いたい
  • 使用中のゴム印(手作り)的なイメージ

ということです。

前回も作らせてもらってるお客さまだったので、そのときの用紙やデザインを確認して、リクエストのゴム印のデザインを見せてもらい、結果、「レトロっぽくなる印刷方法や用紙に特徴があるものはどうか?」「文字も、お客さま本人の手書きにしてみては?」と提案しました。

活用したいゴム印のデザイン

2)打合せ

迎えた打合せでは、直接会って、用意しておいたレトロっぽい印刷や用紙の印刷物や、バーコ印刷を用いた印刷物と、ラフなレイアウト案を見てもらいました。

ゴム印のデザインはロゴマークにすることになったので、印影をもらい、名前や URL をその場で手書きしてもらいました。

後日、印影と手書きの文字はデジタルデータにして、ロゴマークを制作します。

いただいた印影と手書き文字

この打合せで決まったのは、私が思っていた『カワイイ』とはチョット違い、予想していたレトロっぽいものでもありませんでした(汗

デザインの方向性も見えてきて、アナログ感を可愛く見せるっていうか、ロゴマークを可愛く、仕上がった印刷はクールって雰囲気です。

白いマット(ツヤ消し)な用紙にオレンジ 1色のバーコ印刷をしますので、『カッコ可愛い』みたいな名刺ができそうな予感です。
(バーコ印刷は、インクが立体的に膨らんで仕上がる印刷です。)

3)ロゴマークのデザイン提案

打合せから帰ってきて、まずはゴム印の印影と手書きの文字をデジタルデータにして、ロゴマーク案を制作しました。

デジタルデータの制作

手描きのマークや文字をデジタルのロゴデータにする場合、細かくしすぎてもイマイチですし、アッサリしすぎてもアナログ感が気薄になったりしますので、納得できるまで調整します、時間かかるんですよねぇ。

それに、後日、ホームページなど様々なものに展開が予想されますし、数年は『顔』として使用するでしょうから、よく考えて制作します。

ロゴマーク案は全体的に手作りっぽい雰囲気のものと、一部キッチリしたフォントを使ったものを用意して、比べるてもらう目的がありましたので、複数案作って見てもらいました。

4)名刺のデザイン提案

ロゴマークの OK をもらいましたので、それを使った名刺のデザイン案を数種提案しました。

名刺のデザイン案

同時進行で印刷屋さんを決め、データ制作の注意点を聴いたり、お話を参考に用紙の選択もしました。

用紙の種類って非常に多いので、目的に合ったモノを選ぶのは大変です。

前回使用した用紙や、お客さまにサンプルでお見せした用紙を参考に、適切なものを選びます。

5)印刷

名刺のデザインと料金の見積りに OK をもらい、入金も確認できましたので、完全な印刷データを制作して印刷屋さんに送ります。

完成した名刺の印刷データ

印刷データは、印刷作業や印刷機に問題が出るようなミスがない限り、誤字脱字などのミスが有っても印刷屋さんは何もしてくれずスルーなので、慎重にチェックして送るんですよ。

データを送ると後ほど、データが OK なのか NG なのか、印刷スケジュールなど連絡が来ます。

データは問題なしだったので、予定通り印刷作業に入ってもらいます。

6)納品

可愛い名刺が出来上がってきましたよ!狙い通りの仕上がりでした。

印刷の仕上がった名刺が指示通りできているのを確認して、お客さまにお届けしました。

完成した名刺

色の指示方法もイロイロあると思いますが、思ってた通りに仕上がって、私もお客さまも満足です。

白いマット(ツヤ消し)な用紙に艶のあるオレンジ色のバーコ印刷が映えて、クールじゃないでしょうか。

バーコ印刷は高級感を演出することもできますし、名刺や DM などのカード類には使いやすいと思いますよ。

可愛い名刺や、チョット変わった印象の印刷物を作るときにはオススメの印刷です。

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