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繊細なデザイン工程!ステッカー・フィルムを綺麗に貼るまで(1/2)

クルマにステッカーを施工した際の、実際に行った作業手順を 2ページにまとめましたので紹介します。

(このページ)

  • お客さまからの依頼
  • デザインの決定

(次のページ)

  • ステッカーの製作
  • ステッカーの施工
  • ペイントプロテクションフィルムの施工

と進んでいきます。

ある日、「愛車の Lotus Elise S にステッカーを施工してほしい」と、ホームページの問い合わせフォームから依頼をうけました。

今回施工するLotus Elise S

内容は

  • 前から後ろまでロータス社純正と同じレーシングストライプ(通称クマノミ)を入れてほしい
  • どこかにオリジナリティのあるマークを考えて入れてほしい
  • Elise S のロゴを入れてほしい
  • 傷のつきそうな部分にペイントプロテクションフィルムを施工してほしい

ということでした。

1)デザインの決定

何回もデザインの提案をくり返すこと数日、描いたイラストの量は結構なボリュームになりましたが、施工するデザインが決定しました。

  • ロータス社純正と同様のレーシングストライプ(通称クマノミ)を施工
  • オリジナリティのあるマークは、サイドウィンドの後ろにユニオンジャックをモチーフにしたもの
  • Elise S のロゴは、純正ロゴのレプリカをフロントフッドとサイドのライン上に施工

ペイントプロテクションフィルム(XPEL社の ULTIMATE を使用)の施工箇所は

  • フロントのフッド(ラジエターのアウトレットからフロントバンパーにかけて)
  • フロントバンパー
  • フロントホイールハウス内側
  • リヤホイルハウス前(純正の貼ってある部分)
  • リヤバンパー(リヤタイヤの後側)

ペイントプロテクションフィルムは、メーカー純正のカット済みの商品も検討しましたが、車種設定をメーカー本社さんに確認したところ、お客さんの Elise にジャストフィットするのか?不安でしたし、車種設定にない箇所の施工もあるため、すべてワンオフで製作施工することにしました。

大量に描かれたイラスト
決定したデザイン画

写真をもとにイラストを描いているのですが、正確に描かないとイメージがブレたり、最終的なステッカーの寸法に影響が出るんですよ。

ロゴなんかはトレースではなく、通常のロゴ制作と同じようにフォントから加工したり、四角や丸を足したり引いたりして、本物と見比べながら制作しています。

アドビのイラストレータについているライブトレース機能で簡単に作っているわけではないんですよ。

本物と同じは無理かもしれませんので、本物同様(レプリカ)を目指しています。

デザイン案で用意した画が、殆どそのまま実際に施工するステッカーの形状になるので、正確な画を描くために苦労してるんですよ。

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